やっぱりADHDは経営者に向いてる件について




落ち着きの無さと行動力。この2つは経営者にとって必要不可欠な才能です。

そのため多動と衝動の特性をもつADHDは、他人と比べて明らかに経営者向きであり事業を始める際は有利だと言えます。発達障害を抱えて活躍する経営者の中で、多くを占めるのがADHDです。


そこで

  • なぜADHDが経営者に向いているのか
  • なぜ落ち着きの無さと行動力が不可欠な才能なのか


その理由を詳しく説明していこうと思います。







流行りに飛びつく多動力


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どんな経営者も流行りにはとても敏感です。

なぜなら、自分たちが提供するサービスを時代に適応させ続けなければならないからです。そのため経営者には常に流行を感じ取る能力が必要になりますが、大人になるにつれて流行りには鈍くなってしまいます。


しかし、ADHDの多動性をもつ人たちは違います。

興味を持った事にすぐ手を出し、同時に色々やろうとして収集がつかなくなった経験はありませんか?



それが経営者にとって必要な流行りに飛び付く多動力」です。




生活していく上で不便に感じる事もあると思いますが、もし貴方が経営者になりたいと思うならむしろアクセルを踏むべきだと言えるでしょう。




思いつきの衝動力

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経営者にとって欠かせない能力はズバリ行動力です。

行動する事によって相性のいい仕事得意な仕事との出会いの確率を上げる事ができます。

それに加えて、経営者は躊躇してしまうような仕事でも飛び込んで行かなければならない時があります。そのためにも行動力が必要です。実際に一代で事業を築いた経営者は行動力がズバ抜けているので、この力は必要な力だと言えるでしょう。


この行動力はADHDの衝動性と相性抜群です。

後先考えずに思いつきで決断・行動して失敗した経験はありませんか?この思いつきで行動するADHDの特性が、事業を立ち上げる時に必要な行動力と合致します。


実際にMicrosoft日本法人元社長の成毛眞氏は

東大生の問題はADHDが少ないことだ。そもそもADHDは受験勉強に向いていないからだ。しかし、ADHDこそスタートアップベンチャーでは必要な人材だ。だから往々にして東大は使えないと言われることがあるのだろう。


と述べています。




超有名企業の経営者が、ADHDは事業の立ち上げに必要な人材だと言っているのです。


「思いつきの衝動力」は事業立ち上げの行動力に必要であり、ADHDの衝動性と合致していると言えるでしょう。






余談:過集中のすすめ

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ADHD過集中という過度に集中してしまう症状があります。

一見便利そうに思えますが、日常生活に支障が出るほど体調が悪くなることも珍しくありません。


しかしこの過集中さえコントロール出来れば、とてつもなく大きな武器になり得ます。

このコントロールが成功した例がADHD経営者であり、スティーブ・ジョブズであり、楽天の三木谷社長であるのかもしれませんね。






まとめ


なぜADHDが経営者に向いているのか。

それはADHDの落ち着きの無さと行動力が成功している経営者と共通する部分が多いからです。

その上でADHDは多動性と衝動性の馬力が違い、過集中という切り札もあります。

そのため明らかに経営者向きであり他人と比べて有利であることは確かなのです。

しかし多くのADHDは多動と衝動のコントロールが出来ずに失敗している印象を受けます。今回の記事で成功者とADHDの共通点を見つけ出し、自分の感情の運転マニュアルとして活用していただけると嬉しいです。



発達障害界隈にはネガティブな空気が蔓延していると感じています。障害の特性上、自己肯定感が生まれにくいのは重々承知していますが正直その空気は好きじゃありません。弱音を吐くのと諦めるのは違うぞと。立ち上がるのを諦めるなと。そう思いこの記事を書かせて頂きました。少しでもネガティブな空気が薄れることを願っています。


ご覧頂きありがとうございました。


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