絶対にやめるべき。心を蝕む10の習慣
今回の記事はTwitterで見つけたある投稿が発端なのですが、
ああなるほどなぁ。僕もそうだ。と思わず呟いてしまいました。こちらをご覧下さい。
過去に僕が心をやらかした原因
— マシュー村岡 / 脱うつ専門心理セラピスト (@rainbowpipe) 2018年5月16日
1他人の評価を求めた
2怒らなかった
3頼まれごとはほぼ全部ひきうけた
4自分の気持ちに嘘をつきつづけた
5他人に良い顔をした
6納得できないのに大人なふりした
7心地よさより正しさを優先した
8間違えるのをこわがった
9モノ、行動依存、酒、薬、賭け
10夜更かし
かな?
今一度みても頷きたくなります。共感する方も多いんじゃないでしょうか。
こちらの10個の習慣は、僕が休業する引き金をひいた
初めてのパニック発作を起こした頃に全て当てはまっています。
これらの習慣がどのような影響を及ぼすのか僕の経験談を交えて考えてみました。
似たような過去記事です。
dr9rayth.hatenadiary.jp
まずこの習慣について箇条書きしていきます。
- 他人の評価を求めた
- 怒らなかった
- 頼まれごとはほぼ全部ひきうけた
- 自分の気持ちに嘘をつきつづけた
- 他人に良い顔をした
- 納得できないのに大人なふりした
- 心地よさより正しさを優先した
- 間違えるのをこわがった
- モノ、行動依存、酒、薬、賭け
- 夜更かし
これを3つにグループ分けしてみます。
- 自分の感情を抑制しているもの
2.怒らなかった
3.頼まれごとはほぼ全部ひきうけた
4.自分の気持ちに嘘をつきつづけた
6.納得できないのに大人なふりした
- 他者と自分を比較しているもの
1.他人の評価を求めた
5.他人に良い顔をした
7.心地よさより正しさを優先した
8.間違えるのをこわがった
- 代償行為(代わりの満足を得る行為)
9.モノ、行動依存、酒、薬、賭け
10.夜更かし
これらをもう少し深く探っていきたいと思います。
説明の都合で感情抑制、代償行為、他者比較の順番にしていきます。
感情の抑制
- 怒らなかった
- 頼まれごとはほぼ全部ひきうけた
- 自分の気持ちに嘘をつきつづけた
- 納得できないのに大人なふりした
これらは自分の感情を抑制しているものです。誰でも自分の気持ちをグッと堪えることはあると思います。しかし感情の抑制をし続け、
原因を自分だけに求めることは自分の人格を否定する行為になります。
そして気づいた時には自己否定に全力でアクセルを踏み続け、自分自身じゃそれを辞められない状況に陥りました。結果自尊心が底をつき心が擦り切れていきます。
この心が擦り切れている状態は、
ストレスがかかり過ぎて心の痛覚が麻痺している状態だと思ってください。
もしこれと同じ現象が身体に起きたら、大怪我や病気に気づけません。
なんらかの強制力が行使されるまで止まれないんです。PCでいうとフリーズです。シャットダウンして自尊心をゼロから再構築するしか無くなってしまうのです。
代償行為(代わりの満足を得る行為)
- モノ、行動依存、酒、薬、賭け
- 夜更かし
既に多大なストレスを受けている状態で精神的な調律は難しい状態です。
その代償行為になるのが依存であり夜更かしでもあります。
依存は自尊心が低い人間がしやすいものであるため下地は出来ています。
あとは溜まったストレスを解放しようと快楽を追求するだけです。
どうしても心の体力が残ってない場合は身体の体力も無くなっていますから、
手軽な酒やタバコに走ったり瞬間的な快楽を求めてギャンブルに陥り辞められなくなります。
次に夜更かしですが、これは充実していない今日の分を取り返そうとするものです。
理由が無くても夜更かしをしたりして、睡眠時間を切り詰めていきます。
自律神経の乱れを助長し、どんどん体調も悪くなりますがそもそも寝れないなどと睡眠の不調が出てきます。
他者との比較
- 他人の評価を求めた
- 他人に良い顔をした
- 心地よさより正しさを優先した
- 間違えるのをこわがった
上記にあるように、自尊心がゼロの状態なので今度はそれを補充しようとします。
それが他人からの評価を得る事であり、
間違いや失敗など評価を落とす事に繋がる行為を極度に恐れます。
そのため悪口陰口などにも過剰に反応したり、周りの人間に対して嫉妬深くなります。
他人を見る度に自分と比較して、なんて自分はダメなんだろうと憂鬱になってしまうのです。
ここまでくると、自分の価値は他人が決めるものだと思い込んでいます。
そうなると自ら自尊心を補充することが出来なくなり、他人の評価で一喜一憂するような
非常に不安定な精神状態になるのです。
ボロボロの状態となり、
神経の糸が極限まで張り詰められているような状態で続く訳がありません。
あとはふとした拍子に限界が来るだけです。
僕の場合は残業を終えて煙草を吸いながら嫌な事を思い出した瞬間でした。
誰もいない職場で倒れるのは怖いものがあります。
倒れた後は、心臓が強火で加熱されているような、
心からグラグラと何かが吹きこぼれそうな不安感が3ヶ月ぐらい続き、ここでもまた神経を擦り減らしたものです。
まとめ
心がやられる習慣を
- 感情の抑制
- 代償行為
- 他者との比較
以上の3つにグループ分けしてみました。
基本的に全てストレスに直結し自律神経の乱れを生み出しています。
精神疾患を抱えている方ならかなりの数当てはまったんじゃないでしょうか。
もし自分が精神的に不安定だなと感じたらこの習慣を見直してみるのもいいかもしれませんね。どちらにせよ転んだらタダでは起きたくないものです。
ご覧いただきありがとうございました!!