その悩み方大丈夫?うつ病の原因は思考の習慣にアリ。
みなさんこんにちは。たしかしタカシです。
今回は、精神疾患の中でもっとも有名なうつ病(鬱病)に関して記事にさせて頂きます。
まず前提条件として、僕は二次障害でのうつ病を発症しました。
- 二次障害
僕はADHDを軸にパニック障害とうつの二次障害を抱えています。
うつ病のみを発症した人とは毛色が違いますが、参考にしていただけたら幸いです。
ここでうつ病のおさらいです。
うつ病(鬱病)とは?
- 抑うつ気分
- 意欲・興味・精神活動の低下
- 焦燥(しょうそう)
- 食欲低下
- 不眠
- 持続する悲しみ・不安
分かりづらい抗うつと焦燥について簡単に説明します。
「抗うつ」とは気分が落ち込んで活動を嫌っている状況、
「焦燥」とは思うように事が運ばなくてイライラしている状況です。
うつ病じゃなくてもこのような症状が出る事ってありますよね。トラブルが起きた時、恋人に振られた時、大きな失敗をしてしまった時などです。
これらは大きなストレスがかかった場合に起こる、正常な反応の範囲内です。
しかし時間の経過とともに改善しない場合と
ストレスへの反応が大きく生活への支障が著しい場合に、
「うつ病」としてとらえることになります。
うつ病の原因はストレスがほとんどです。
いかにストレスを溜め込まないか、解消していくかがうつ病治療・予防への鍵になります。
主な治療法
うつ病の治療としては休養、薬物治療、行動認知治療の3つになります。
- 休養は外的要因を取り払う事を目的に。
- 薬物治療は症状を抑える事を目的に。
- 行動認知治療は再発の予防とうつ悪化の抑制を目的にしています。
ざっくり言うと、薬で症状を抑えてゆっくり休んでる間に、ストレスを溜め込まないような考え方に変えていく。これが一連の治療の流れになります。
治療の流れ
うつ病はすぐに改善するものではありません。段階を踏んで少しずつ良くなっていきます。
この治療の経過を3つの期間に分類出来ます。
!括弧内は治療開始を起算日した期間です
- 回復期(6~12週)
- 維持期(4~9ヶ月)
- 安定期(1年~)
以上の3つです。詳しく見ていきましょう。
- 回復期(6~12週)
薬を服用して充分な休養をとる期間です。
個人差はありますが、本当にゆっくり回復していきます。
治りが遅い事による煩わしさを感じますが焦ってはいけません。発症当時と比べたら明らかに良くなっているはずです。グッと堪えて根気よく付き合いましょう。
- 維持期(4~9ヶ月)
この時期は既に症状がかなり緩和されていると想定します。
回復した心を維持していく期間です。
治ったと勘違いして服薬を辞めてしまう人もいるみたいですが、油断せず継続しましょう。そしてうつ病になった原因を考え、改めていきます。この時期に社会復帰される方は徐々に身体と心を慣らしていってください。負担の少ない仕事から始めましょう。
- 安定期(1年~)
この時期は社会復帰をして発症前の生活に戻る為の期間です。
うつ病は再発しやすい特徴があります。おそらくストレスを増大させてしまうような思考の方が多く、思考の習慣を容易には変えられない事が背景にあるのだと思います。まずは考え込む回数を減らし、その分だけ人に相談しましょう。後は予防する根気です。悪い習慣とじっくり向き合って下さい。
また、うつ病の症状がどのようなものか把握をして
再発の兆候が見られたら迷わず病院に行きましょう。